【教材としての映画③】おいしいコーヒーの真実
世界地理の勉強では、コーヒーが盛んに作られている地域をいくつか勉強しますよね。
北緯25度~南緯25度までの範囲はコーヒー産地が多くあることから、
『コーヒーベルト』と呼ばれています。
現在、コーヒーの消費量は世界的にもどんどん上がっており、日本国内では近年、お店で飲むだけでなく、自分でドリップすることを楽しむ、“本格さん”も増えています。
かく言う私も、好きな豆をガリガリと挽き、香りを楽しむ、憧れのコーヒーメーカーを最近購入し、休日を楽しんでいます!(^^)!
さて、そんなコーヒーですが、実際の授業では「輸出」の部分に着目し、
「モノカルチャー経済」という重要な語句を学んでいるはずです!
モノカルチャー経済って何が悪いの?
このままだと何がダメなの?
モノカルチャー経済になりやすい国ってどんな国?
いろんな疑問の解決に一役買えるのが、
「おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリー映画。
エチオピアのコーヒー農家を舞台に、生産者、仲介業者、小売店、そして消費者へとコーヒーがどのように私たちの口に入っているのか。そして、その真実を知ることができます。
もちろん、授業で習うモノカルチャー経済の話題にもなりますし、
「フェアトレード」の話が最終的に大きなポイントになってくるので、子どもたちが、日常生活の中で、未来の世界のことを考え行動できるキッカケづくりにもなるのではないかと思います。
吹き替えモードなしの字幕のみ、なので、ちょっと中学1年にはきついかなぁ~(*_*; ではありますが、大人がみてもハッとさせられる1本です!